
ウェルビーイング・コミュニティスクール
うつほの杜学園が提唱する「ウェルビーイング・コミュニティスクール」とは、多様な一人ひとりがウェルビーイングであることを大切にし、みんなで探究し合い、関わり合いながら、より良い社会を共創する学びの共同体です。
そのために、環境・人間関係・健康・組織システム・サステナブルの5つを基盤とし、すべての関わる人のウェルビーイングと持続可能な発展を大切にする新しい学校のかたちをめざしています。
まず、児童・教職員・保護者による「学校メンバーズ」が核となり、そこから地域社会、企業、行政、教育機関へとつながりを広げます。これらすべてを含む広がりを「学校コミュニティ」と定義します。
この学校コミュニティは、「いっしょに学ぼう、創ろう、冒険しよう」を合言葉に、互いに支え合い、学び合いながら、共に「より良い社会を創り出す共同体」をめざしています。
子どもがご機嫌、大人もご機嫌。
ウェルビーイング・コミュニティスクールを形成する5つの要素です。
人間
人の悩みの多くは人間関係に由来します。うつほの杜では「選択理論」をベースに独自のウェルビーイング学習を展開し、子どもたちをはじめ、教職員、保護者を含む学校メンバーズ全員が人との関わり方を学び合います。
環境
学校という空間が居心地よく、ウェルビーイングな状態で学びに取り組めるよう、校内や校庭の環境整備を学校コミュニティ全体で行います。
健康
個々のウェルビーイングを支える基盤は、健やかな身体づくりにあります。自然と触れ合う時間の確保、心身を整える給食、体育や行事などを通じて、日常の学校生活の中で無理なく健康を育みます。
組織
学校の仕組みやルールは、そこで学び暮らす人のウェルビーイングに直結します。うつほの杜学園は対話を大切にし、法人・学校組織の在り方や規程の整備を通じて、より良い仕組みづくりと継続的な改善に取り組んでいます。
サステナブル
持続可能な学校運営の実現に向けて、交通・エネルギー・資源循環を意識した購買などの日々の選択を見直し、環境負荷を減らす実践を進めています。また、これらの取り組みを教育活動に結びつけ、ESD(持続可能な開発のための教育)の理念を体現することで、子どもたちが未来を担う「サステナブルな学び手」として育つことをめざしています。





